夏越大祓

更新日: 2021/6/4

  • 日 時:令和3年 6月30日(水) 20時〜

「大祓式」は水無月(6月)と師走(12月)の年2回行われ、 半年間で知らず知らずに身に付いた罪穢や疫病等による災いを祓い清めて、来る半年を無病息災に過ごせる事を祈る神事です。

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける

藤原 家隆

これは小倉百人一首におさめられている当社の夏越大祓の情景を詠んだ和歌です。平安時代には既に夏の風物詩として広く知られており、篝火が川面に揺らめく御手洗川に、神職が皆様からお預かりした人形を投流し、祓いを行う光景は幻想的かつ荘厳な神事です。

例年同日に開催されている野菜市や夏越豆腐の振る舞いは中止となりました。

人形ひとがたによるお祓い」や「くぐり」は例年通り行っています。
人形によるお祓いは、ご自身の罪穢れを人形にうつしてお祓いをうけるもので、境内にて受付けています。郵送でもお申込みいただけますので、ご希望の方は神社社務所(075-781-0011)までお問合せください。

また、茅の輪は6月10日から二の鳥居内に設置されています。30日までの間、どなたでも茅の輪をおくぐりいただけますので、ご参拝の折は是非茅の輪をくぐって無病息災をお祈りください。