上賀茂神社へのいざない
上賀茂神社(賀茂別雷神社)の由緒を説き明かす解説本が発刊されました。
千年の都 京都。皇城鎮護の神として皇室をはじめ公家・武家の崇敬を受けてきた洛北に鎮座する上賀茂神社は伊勢神宮に次ぐ官幣大社筆頭として広く世間に崇められてきました。
この地に凡そ2600年前、御祭神・賀茂別雷神が御降臨されて以降、現在に至るまで守り伝えられてきた広大な境内地に点在する社殿群を目の当たりにすると、日常とは異なる空間に思わず息をのみます。
その境内を散策するかの如く構成し、併せて継承されてきた賀茂祭(葵祭)を始めとした数々の祭典の事等を一冊にまとめております。
先人の弛みない努力に思いを馳せつつお読み頂けましたら幸甚に存じます。
令和4年1月26日発行 ISBN978-4-9912152-4-7 A5版・口絵16頁(カラー)、本文194頁(モノクロ)
【企画・編者】賀茂別雷神社宮司 田中安比呂
【発行】山代印刷株式会社出版部
【定価】2,500円(税込)
お求めは、上賀茂神社社務所または山代印刷株式会社ホームページよりご購入ください。
京都 上賀茂神社と水のご縁 葵
葵祭になくてはならない二葉葵の保護・育成をはかり上賀茂神社に「葵の森」を再生させる運動を続ける葵プロジェクト監修による、「上賀茂神社と葵」についてまとめた一冊。
プロジェクトに関わる多彩な著者が、歴史的な視点(「賀茂の葵と徳川の葵」宇野日出生)、食文化的な視点(「葵からひもとく食文化」熊倉功夫)、民俗的な視点(「日本の二葉葵とアイルランドのシャムロック」鎌田東二)、環境学的な視点(「環境における葵」森本幸裕)と、それぞれの視点から「葵」を語ります。
さらに、出版の契機となった平成27年の正遷宮にあわせて味の素AGF株式会社が開発した「神山湧水珈琲―煎―」の誕生秘話など、自宅でコーヒーを飲みながら、ゆったりと葵と上賀茂神社についての知識を深め、その歴史や自然の姿に思いを馳せて頂けるような一冊です。
お買い求めは Amazon よりお願い致します。(定価:本体1,200円+税)
賀茂別雷神社史料
第42回式年遷宮記念出版
賀茂別雷神社文書は、平成18年に国の重要文化財に指定されました。
約14,000点という膨大な数の古文書には、神社の由緒はもちろんのこと、神道・政治・経済・文化などにかかわる重要な内容が大量に含まれています。このたび当社の第42回式年遷宮を記念して、これら文書群の翻刻に着手することとなりました。何十年と続く大事業ではありますが、確実に編纂を遂行してまいりたいと存じますので、ご期待下さい。
賀茂別雷神社史料編纂会会長・賀茂別雷神社宮司
田中 安比呂
協賛 株式会社ゼロホールディングス
詳しくは山代印刷株式会社ホームページをご覧下さい。